日韩近期汉学出版物(十)
2014·3—2014·12
1、中国モダニズム文学の世界:一九二〇、三〇年代上海のリアリティ
出版时间:2014年10月
作 者:城山拓也 著
出版单位:东京:勉诚出版
内容简介:
序 章 中国モダニズム文学研究の可能性
第一章 张资平と憧れの近代―『资平小说集』と『资平自选集』
第二章 刘吶鴎の出版事业―第一线书店から水沫书店までの歩み
第三章 戴望舒と诗のイリュージョン―『私の记忆』から『望舒草』へ
第四章 穆时英にみる小说の可能性―『南北极』、『公墓』、『プラチナの女体模型』を中心に
第五章 郭建英と文学のファッション化―一九三四年の『妇人画报』
终 章 中国モダニズム文学の変容―『小说』、『文芸画报』、『六芸』をめぐって
2、近代中国の在外领事とアジア
出版时间:2014年9月
作 者:青山治世 著
出版单位:名古屋:名古屋大学出版会
内容简介:
序章 领事制度と近代中国
第Ⅰ部 华人保护论の展开と在外领事拡大论议
第1章 在外领事像の模索——领事派遣开始前后の设置论
第2章 南洋华人调査の背景と西洋诸国との摩擦
第3章 南洋华人调査の実——华人保护と领事设置の予备调査
第4章 清朝政府の领事拡大论议——在外领事と华人保护の有益性をめぐって
第5章 驻英公使薛福成の领事设置活动とその挫折——総理衙门との论争を中心に
第Ⅱ部 中国の在外领事裁判と东アジア
第6章 双务的领事裁判権をめぐる日清交渉
第7章 清朝の在朝鲜领事裁判规定の成立と変容——〈宗属・片务〉关系から〈対等・双务〉 关系への転换
第8章 日本・朝鲜における清朝领事裁判の実态と変容
第9章 在ベトナム领事の设置をめぐる対仏交渉——清朝による领事裁判権要求と「属邦」论
第10章 近代日中の“交错”と“分岐”の轨迹——领事裁判権をめぐって
终章 近代アジア国际关系史への新たな视座——华人保护と领事裁判権から见た 「近代」 的変容
3、入唐僧恵蕚と东アジア(附恵蕚关连史料集)
出版时间:2014年9月
作 者:田中史生 编
出版单位:东京:勉诚出版
内容简介:
最后の遣唐使帰国直后、太皇太后橘嘉智子の命により商船に乗り渡唐した日本僧、恵蕚。
彼は中国四大圣山の一つ「普陀山」を开基し、また、在唐新罗人や唐人との亲交を深めながら、五台山を度々访れ、唐から初めて禅僧を招聘し、また、平安朝文学に大きな影响を与えた『白氏文集』の将来にも大きな役割を果たすなど、东アジア交流に大きな足迹を残した人物である。
本书では、日中に分散し全貌のつかみづらかった恵蕚に关する史料三十六种を集成、また、恵蕚と恵蕚を取り巻く唐・新罗の人々を追うことで多元的で広がりのある歴史世界を描き出す论考三本を収载。东アジアの政治史、仏教史、文化史、海域史などの诸分野に新たな研究素材と视点を提供する。
4、西海固の人々:中国最贫地区に住む回族の暮らし
出版时间:2014年9月
作 者:石舒清 著;徳间佳信 訳
出版单位:东京:勉诚出版
内容简介:
夏は猛暑、冬は极寒。土地は砂漠化し、降雨に恵まれないのに、农业以外の产业らしい产业がない。中国政府に「国家级贫国地区」と认定された、不毛の地に生きる中国最大のムスリム(イスラム教徒)民族集団・「回族」。巨大な帝国「中国」の抱える贫困问题や民族间の轧轹にさらされながら、感情豊かに、たくましく生きる人々の姿を、70枚の写真とエッセイで纺ぐ。
作者简介:
石舒清(シー・シュウチン),回族。宁夏作家协会主席。短篇『水の中のナイフ』で小说选刊赏と第2 回鲁迅文学赏を受赏。短篇『清洁な日』『たそがれ』でそれぞれ第7回、第8回十月文学赏を受赏。短篇『果実の庭』で第3回人民文学赏を受赏。『苦土』『阴の力』でそれぞれ第5回、第8回の全国少数民族骏马赏を受赏。作品はフランス语、日本语、ロシア语に翻訳されている。
5、东アジア世界の「知」と学问:伝统の継承と未来への展望
出版时间:2014年9月
作 者:石舒清 著;徳间佳信 訳
出版单位:东京:勉诚出版
内容简介:
序言(小岛康敬)
始めに心ありき——実心実学の认识论(小川晴久)
中国古代の「知」の性质と学问(张践)
儒教文化圏における知の进展と退缩(金彦锺)
フクシマと「伦理」の再兴―熊沢蕃山とハイデガーにおける老荘的な脱Ge-stellへの道(大桥健二)
日本近世の琴学受容に见る「知」の动向―江戸后期の村井琴山を中心に(中尾友香梨)
渡辺崋山の学问観と教育思想―主に汉籍から得た学识と小关三英提供の兰学情报との关连・异同について(别所兴一)
実生活の学问と芸术―与谢野晶子にみる(古藤友子)
中国の反知性主义思想の渊源と成因についての考察―先秦时期の儒家・道家の知识论思想を基础として(王杰)
中国思想の“徳性の知”を论ず(単纯)
実学の视野からみる儒学知行学说(苗润田)
「百工の知」と「士大夫の知」を论ず(汪哲)
「知の问题」と「哲学の合法性」との关连―东アジアの「近代知」の反省にあるべき一视点について(林美茂)
一七一一年の辛卯通信使行と加贺藩の学术交流―加贺藩文士・伊藤薪野を中心に(河宇凤)
十八世纪郷村知识人の自我构成―存斋魏伯珪の场合(金文镕)
朝鲜后期の女性性と「知」に关する问题―文字の问题を中心に(朴茂瑛)
儒教的な「教育・教化」论と「実践知」(韩睿嫄)