日、韩马来西亚近期汉学出版物(八)

2013·10——

1、筑波中国文化论丛第32期

时  间:2013年10月
出版单位:つくぼ市:筑波大学中国文学研究室

内容简介:

【论考】
陶渊明の「息」字と「憩」字について(宇贺神秀一)
李贺「伤心行」の「落照」と「飞蛾」について(小田健太)
王渔洋の「神韵」考──陈子龙の诗词を中心に(荒井礼)

【释注】
《文选集注》江淹「杂体诗」释注(四)(荒井礼)
王渔洋《花草蒙拾》释注(二)(荒井礼)
《四库全书总目提要》「毛诗正义」释注(重野宏一)

2、东洋史研究第72卷第4号

时  间:2014年3月
出版单位:京都:东洋史研究会

内容简介:

【论说】
唐の「元和中兴」におけるテュルク军团(山下将司)
植民地と移民ネットワークの相克:辛亥革命期、厦门における英领北ボルネオ华工募集事业を中心に(村上卫)
古代チベット帝国の外交と「三国会盟」の成立(岩尾一史)
イスファハーンの2篇の「歴史」:ハディース学者が同じような著作を缲り返し编纂した理由(森山央朗)

【书评】
井上进着『明淸学术变迁史:出版と传统学术の临界点』(伊东贵之)
中西竜也着『中华と对话するイスラーム:17-19世纪中国ムスリムの思想的营为』(三浦国雄)
池内敏着『竹岛问题とは何か』(木村干)
井上直树『帝国日本と〈满鲜史〉:大陆政策と朝鲜・满州认识』(古畑彻)

3、东洋古典学研究第36集

时  间:2013年10月
出版单位:广岛:东洋古典学研究会

内容简介:

高桥亨「朝鲜の阳明学派」訳注(中纯夫)
无形而有理:林罗山の太极论と理当心地神道(韦佳)
支遁诗訳注稿(7)(望庐会)
周易正义训读:需卦-讼卦(野间文史)
『朱子语类』卷一二二「吕祖谦」译注(二)(牛尾弘孝、森宏之)
王畿『龙渓王先生会语』訳注(其の15)(吉田公平等)
『淮南万毕术』訳注(3)(有马卓也)
朱熹『朱文公文集』跋文訳注稿(13)(市来津由彦)

4、中国学志‧大过号

时  间:2013年12月
出版单位:大阪:大阪市立大学中国学会

内容简介:

王十朋と韩愈——「和韩诗」を中心に(斋藤茂)
古都で芸术の风车を回す——日本统治下の台南における杨炽昌と李张瑞の文学活动(大东和重)
清末知识人による日本汉文の评価——黄遵宪を中心として(王标)
『増続大広益会玉篇大全』にみえる中国字书について(大岩本幸次)
光复后初期台湾文学と创られた台湾人「新女性」——呉浊流「ポツダム科长」における玉兰の位置(豊田周子)
建国后の农村剧団による上演活动について——文革时期を中心に(大野阳介)
『皇极経世解起数诀』「声音韵谱」研究——『韵镜』『七音略』との対校(音韵研究会)

5、中国が世界に深く入りはじめたとき:思想からみた现代中国

 20140815_021

时  间:2014年1月
作  者:贺照田 着,铃木将久 翻译
出版单位:青土社

内容简介:

第1部 中国政治を考察して(中国の现代史と思想と政治;中国が世界に深く入りはじめたとき―ナンディと中国の歴史的ターニングポイント)
第2部 中国思想を考察して(中国学术思想界を制约するいくつかの问题;贫弱な论争 意図せざる结果;现代中国思想论争の歴史的意义と学术的意义)
第3部 中国社会を考察して(时代の要请と中国人文思想の再出発;中产阶级の梦の浮沈と中国の未来―近年のネット流行语から见る中国知识青年の経済的・社会心理的境遇)

6、开学百周年记念:佛教大学附属図书馆所蔵贵重古典籍目録

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时  间:2013年12月
作  者:佛教大学附属図书馆 编
出版单位:东京:思文阁出版

内容简介:
 
I 和书の部
宗教
 神道
 仏教 仏教総记/仏教教理/史伝/経および経疏/律および律疏/论および论疏/寺院・法要・布教/仏教芸术・仏教文学/各宗
 基督教・その他
教育・言语
 教训・往来物
 音韵・辞书
文学
 和歌・謡曲・俗曲
 连歌・俳谐・俳文
 物语・随笔等
 浮世草子等
 汉诗文
歴史・地理
 歴史
 地理・地志
 风俗・习惯等
 系谱・伝记
芸术・诸芸等
天文・和算・本草
书志・丛书
 书目
 丛书

Ⅱ 汉籍・朝鲜古籍の部
汉籍
 経部
 史部
 子部
 集部
朝鲜古籍
 经部
 史部
 子部
 集部

Ⅲ 一枚物の部
仏教关系
 法然上人关系
 曼荼罗図等
 双六・人生道中図等
 寺院図・巡礼道中図
地図
版画・瓦版・暦等

Ⅳ 洋书の部
洋书凡例
洋书目次

7、日中关系史:确固たる视座を得るために

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时  间:2013年12月
作  者:国分良成等 合着
出版单位:东京:有斐阁

内容简介:

序章 1949年以前の日中关系──竞存と対立の间
第1章 1950年代の日中关系──「二つの中国」との关系の形成
第2章 1960年代の日中关系──「二つの中国」の狭间で
第3章 1970年代の日中关系──国际政治と日中关系の再编
第4章 1980年代の日中关系──大いなる発展と诸问题の表出
第5章 1990年代の日中关系──中国の台头と摩擦の増大
第6章 21世纪初头の日中关系──戦略的互恵关系への険しい道のり

8、ユーラシア地域大国の文化表象

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时  间:2014年3月
作  者:望月哲男 编着
出版单位:京都:ミネルヴァ书房

内容简介:

序章 ロシア・中国・インド——比较の意味とその背景(望月哲男)

第I部 アジアにおける文化表象の诸相
第1章 キリスト教音楽の受容と土着化——ロシア、中国、インドの比较(井上贵子)
第2章 ステレオタイプの后に来るものとは——インド映画におけるアジア・イメージ(S・V・シュリーニヴァース:小尾淳 訳)
第3章 地域大国の世界遗产(高桥沙奈美/小林宏至/前岛训子)
    ——宗教と文化をめぐるポリティクス・记忆・表象
1 周縁から见るユネスコ世界遗产
2 インド:ブッダガヤーにおける仏教遗迹の世界遗产登録と交错する思惑
3 中国:「福建土楼」の世界文化遗产登録にみる表象のポリティクス
4 ロシア:世界遗产の意义と宗教文化财の运命——ソロフキ诸岛のケース
5 谁の/何のための遗产か——开かれた议论に向けて

第Ⅱ部 中国とロシア——相互认识と文化表象
第4章 非対称な邻国(村田雄二郎)
    ——近代中国の自己像におけるロシア・ファクター
1 中露关系の非対称性
2 オロス馆と北京伝道団
3 ジュンガル问题と中露关系
4 近代の中露关系
5 露清密约と李鸿章
第5章 よい熊さん わるい熊さん(武田雅哉)
    ——中华人民共和国の図画像数据に见えるロシア・ソ连イメージ
1 中华人民共和国とロシア・ソ连の政治的からみのおさらい
2 ある〈敌〉の描きかた
3 〈よい熊さん〉の描かれかた
4 〈わるい熊さん〉の描かれかた
5 爱憎は河の流れのごとく
第6章 幻想と镜像(越野 刚)
    ——现代ロシア文学における中国のイメージ
1 帝政ロシアの中国イメージ
2 ソ连の中国イメージ
3 现代ロシアの中国イメージ

第Ⅲ部 インドとロシア——境界を越える思想
第7章 周縁からの统合イデオロギー(杉本良男)
    ——マダム・ブラヴァツキーと南アジア・ナショナリズム
1 神秘主义とナショナリズム
2 マダム・ブラヴァツキーと神秘主义
3 神智协会と南アジアのナショナリズム
4 周縁からの统合イデオロギー
第8章 マイトレーヤとレーニンのアジア(中村唯史)
    ——无国籍者レーリヒの世界図
1 レーリヒの轨迹
2 インドへの道
3 ソ连への道
4 レーリヒのシャンバラ
5 普遍とルーシのあいだ
第9章 帝国の暴力と身体(望月哲男)
    ——トルストイとガンディーのアジア
1 20世纪初めの风景
2 1905年の冲撃——ロシア・日本・インド
3 トルストイからのメッセージ——「インド人への手纸」
4 帝国空间と暴力
5 アジアの精神と身体
6 试练としての思想

终 章 ユーラシア诸国の自己表象(望月哲男)
    ——ロシア・中国・インドの比较から
1 「外来」文化への対応から
2 中露关系史から
3 ロシア・インド关系から见るアジア像
4 ユーラシア文化比较の旅へ

9、画像が语る——台湾原住民の歴史と文化

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时  间:2014年3月
作  者:清水纯 编着
出版单位:东京:风响社

内容简介:

●第一部 埔里の歴史と民族
 第一章 埔里盆地における最后の原住民
  一  埔里の写真资料
  二  埔里の黄望家
  三  埔里の原住民と开拓の歴史
  四  望麒麟とその一族
  五  鸟居龙蔵の埔里调査と画像资料  

 第二章 埔里における「眉蕃」の末裔
  一  平埔族の入植と眉蕃の激减
  二  日本统治时代初期における眉蕃调査
  三  眉蕃の行方
  四  画像から戸籍へ
  五  眉蕃の名前
  六  古文书の中のタイモと阿生

 第三章 猫雾捒社蕃曲とパポラ族
  一  平埔族の埔里入植
  二  蕃曲稿本をめぐる考察
  三  パポラとバブザ
  四  浅井ノートから见た大肚城の平埔族
  五  大肚城における民族集団
  六  写真鉴定──大肚城の人と家

●第二部 台湾南部のタイヴォアンの歴史と文化
 第四章 小林村の平埔族と桃源村のガニ移民
  一  タイヴォアンの画像と映像の记録
  二  タイヴォアンの移住と小林の平埔族
  三  日本统治下のガニ移民の歴史
  四  戦后の桃源村

 第五章 タイヴォアンの公廨と祭祀

 第六章 小林村の人と生活文化

 第七章 八八水害からの再建

●第三部  东海岸のクヴァランとトロブアン
 第八章 クヴァランの家屋の构造と机能
  一  発掘资料と歴史の接点
  二  伝统的家屋の构造
  三  各部屋の机能
  四  家の周囲の空间利用
  五  家の耐用年数──新筑と引越し
  六  画像に残された家屋の形状
     终わりに

 第九章 トロブアンの歴史
  一  クヴァランとトロブアン
  二  トロブアンの歴史
  三  画像・映像资料からみたトロブアン

 第一〇章 新年に现れる民族
  一 クヴァランに
    内包されるトロブアン
  二 パリリン仪礼

10、中国の民族文化资源:南部地域の分析から

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时  间:2014年3月
作  者:武内房司、冢田诚之 合编
出版单位:东京:风响社

内容简介:

●第一部 文化资源の存在形态とその多様性
 毛沢东バッジの语りと活用(韩敏)

 はじめに──毛沢东バッジに关する人类学的研究の可能性
一 毛バッジに关する先行研究
二 使用者の语りからみる毛バッジの大众化
三 现代文物としてのバッジおよびその多様な活用
四 结び──多元化された毛バッジの象征

 タイ北部、ユーミエンにおける仪礼文献の资源としての利用と操作(吉野晃)
一 「资源」の意味
二 文书という固定枠
三 利用するに际して必要な能力
四 ユーミエン社会における文书资源
五 文书资源の利用
六 文书资源を活用するための条件整备
七 结论

 ベトナムにおける黒タイの祖霊観と葬式の変化(樫永真佐夫)
一 はじめに
二 ソンラーにおける黒タイの生活
三 伝统的な黒タイの葬式
四 二〇世纪を通じた葬式の形式の変化
五 没个性的な祖霊観の変化
六 おわりに

 客家エスニシティーの动态と文化资源(瀬川昌久)
一 はじめに
二 客家正统汉族论の系谱
三 正统汉族论への批判的客家研究
四 もうひとつの客家──マイノリティーへの指向
五 第三の客家像? 地方文化集団としての客家
六 おわりに

●第二部 観光资源としての文化资源

 「贝叶文化」と観光开発──西双版纳における上座仏教の资源化と文化的再编(长谷川清)
一 はじめに
二 タイ族と仏教文化
三 现代化と伝统文化の位相
四 西双版纳における観光开発と贝叶文化
五 贝叶文化をめぐる资源化のポリティクス
六 おわりに

 棚田、プーアル茶、土司──「ハニ族文化」の「资源化」(稲村 务)
一 日常语汇としての「资源」
二 学术用语・行政用语としての「资源」からみた问题系
三 中国における「文化资源」
四 ハニ族における「民族」+「文化」+「资源」
五 棚田の「资源化」──元阳
六 「资源」としてのプーアル茶──普洱と西双版纳
七 资源化する「土司」遗迹
八 むすび

 四川のチャン族における民族文化の复兴と资源化──五・一二汶川大地震后の北川羌族自治県を事例として(松冈正子)
一 北川チャン族における民族回复と民族自治県の成立
二 北川羌族自治県における民族文化の复兴
结び

 広西のチワン族の文化资源──その形成と地域性(冢田诚之)
一 はじめに
二 「刘三姐文化」──宜州市〜阳朔県
三 高床式住居──龙胜各族自治県
四 结びに代えて

●第三部 文化资源をめぐる诸主体と文化资源との关系

 観光资源化する上座仏教建筑──云南省徳宏州芒市の景観変容の中で(长谷千代子)
一 はじめに
二 都市の観光スポット
三 村と観光
四 分析とまとめ

 文化资源としての民间文芸──トン族の演剧「秦娘梅」の事例から(兼重努)
はじめに
一 中国共产党の文芸政策
二 トン族とトン剧「秦娘梅」の概要
三 広西におけるトン剧「秦娘梅」の动向
四 贵州におけるトン剧「秦娘梅」の动向
五 トン剧「秦娘梅」から映画「秦娘美」へ まとめと考察

 西南中国のエコミュージアム──少数民族の文化保存と文化资源(武内房司)
はじめに
一 中国における博物馆
二 生态博物馆理念の导入と展开──梭戛苗族生态博物馆とノルウェーの経験
おわりに

11、中国医书の文献学的研究

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时  间:2014年2月
作  者:浦山きか 着
出版单位:东京:汲古书院

内容简介:

  本书は、中国で最も长くは“医书”と呼ばれてきた书物を対象とする。この“医书”という名称は歴代の史志书目の検讨から得た。あくまで、中国固有の“医学(と呼ぶにふさわしいかどうかも考えなくてはならない)”を、中国学独自の视点で眺め、その本来の姿を探るための第一歩である。中国の伝统的な医书の取り扱いのために必要なことは何であり、そこから何が明らかになるのか、或いは何が明らかにならないのかを明确にしなければならないと考えていた。
  第一章で、医书の序文という歴史资料から、医学史が伝统の中でどのように考えられてきたのかを见る。 次に目録学的な见方によって史志书目から医学史の枠组みを考える。さらに医书の「目次」を対象に、中国医书の病に关する分类と排列について考察した。
  第二章で、『黄帝内経』と称する书物の伝来を考えることにした。现存最古の図书目録である『汉书』艺文志・方技略に记されている书の中で、唯一书名として现存している『黄帝内経』とはいかなる书物か。それは、その书を必要とする学术の中で长く中心轴として位置をしめてきた、基本の书であることから、その姿と変迁とを知ることは、中国伝统医学の本质に关わり得る。そこで、出土数据から当该书が形成される过程をまず考察した。『黄帝内経』所収の古医书について考察し、时代をくだって、然るべき时代の要请に従って时々に改编を受けた事実を踏まえ、実际に残っている资料からその复元を试み、さらに隋唐期における『素问』のあり方を考察する。
  第三章で取り上げるのは、北宋の医书校订についてである。现在に伝わる主要な医书が校定され、その形を得たという意味で、医学史上大きなエポックであるが、その详细を明らかにすることを试みた。
  最后に附篇として、「黄帝」を冠した禁忌の书である『黄帝虾蟇経』の书志と内容を记した。史志书目に収められた书名が异なれば、类似の书名であっても别书と扱わねばならない例を示す内容でもある。
  さらに、汤液に使用する薬材を记した「本草」の流れを示した一篇を収める。书籍の伝承を简明にまとめたことに意义があり、「経方书」の歴史を概観した部分でもある。

12、「米中対峙」时代のASEAN:共同体への深化と対外关与の拡大

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时  间:2014年2月
作  者:黒柳米司 编着
出版单位:东京:明石书店

内容简介:

序章 米中対峙下のASEAN共同体

第Ⅰ部「米中対峙」という状况
第1章 「台头する中国」とASEAN诸国——东アジア秩序変容の论理とメカニズム
第2章 インド太平洋の地域秩序と地域制度、スイング・ステーツ——インド、インドネシア、ASEAN

第Ⅱ部 ASEANの深化局面
第3章 新兴ドナーとしての中国の台头と东南アジアへの影响
第4章 ASEAN诸国における権威主义体制の渐进的変化——マレーシア、シンガポール、ブルネイの场合
第5章 ASEANにおける共同体构筑と平和构筑——予防外交から纷争予防ガバナンスへ

第Ⅲ部 ASEANの拡大局面
第6章 米中対峙下の南シナ海纷争
第7章 中国と対峙するベトナム——关与と均衡の二重戦略
第8章 RCEPとTPP

终章 ASEANの现状と展望

13、日本人の文革认识――歴史的転换をめぐる「翻身」

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时  间:2014年1月
作  者:福冈爱子 着
出版单位:东京:新曜社

内容简介:

序 章 歴史の転换に伴う问题的情况にどう迫るか

第I章 「翻身」をキーワードとする分析枠组み

第Ⅱ章 戦前世代の青年期における根源的・个人的変化

第Ⅲ章 日中复交をめざす政治としての文革认识

第Ⅳ章 メディアにおける政治としての文革认识

第Ⅴ章 革命理论・思想としての文革认识

第Ⅵ章 运动としての文革认识

第Ⅶ章 「六○年代」の学生运动と文革认识

终章 文革认识の语り方と「翻身」の意味

14、东アジア海域に漕ぎだす6:海がはぐくむ日本文化

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时  间:2014年4月
作  者:小岛毅 监修,静永健 编
出版单位:东京:东京大学出版会

内容简介:

第I部 宁波からの出航
一 海路をはさんで向かいあう海と川の港町
二 中国古伝承のなかの海
三 一五世纪宁波が见た东アジア絵画
四 一六―一七世纪の中国沿海の海禁
五 満洲人の北京
六 イギリスから眺めたアジアの都市

第II部 玄界滩の潮风
 一 戦国大名と海・船・交易
 二 両浙地域の仏教と日本
 三 建盏から天目へ
 四 长崎唐通事と読书
 五 冲縄マーラン船を科学する

第III部 吾妻路の面影
 一 日本に庶民の学校ができるまで
 二 朱舜水の语った中国の科挙制度
 三 江戸时代和文の生みの亲
 四 尾张徳川公の愉しみ
 五 その物语は海域を越えて

第IV部 雪降る金色堂
 一 発掘された古代の书物
 二 哭き祭の音风景
 三 平泉と东アジア海域交流

15、唐物の文化史——舶来品からみた日本

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时  间:2014年3月
作  者:河添房江 着
出版单位   东京:岩波书店
内容简介  

第一章
「唐物」のはじまり——正仓院と圣武天皇

第二章
百花缭乱、贵族があこがれた「异国」——「国风文化」の実像

第三章
王朝文学が描く唐物趣味——『枕草子』『源氏物语』の世界から

第四章
武士の时代の唐物——福原・平泉・鎌仓

第五章
茶の汤と天下人——中世唐物趣味の変迁

第六章
庶民が梦みる舶来品へ——南蛮物・阿兰陀物への広がり

终章
「舶来品」からみた日本文化

16、现代日本人の中国像

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时  间:2014年5月
作  者:马场公彦 着
出版单位:东京

内容简介:

  本书は前着『戦后日本人の中国像――日本败戦から文化大革命・日中复交まで』(二〇一〇年、新曜社)の続编である。前着が一九四五年の败戦から日中复交 がなされた一九七二年までの二七年间を扱ったのに対し、本书は翌一九七三年より天皇访中の九二年末までの二〇年を扱う。より现在に近い时期を扱うので、タ イトルを「戦后日本人」から「现代日本人」に改めた。取り上げる素材、分析方法、叙述の仕方などは前着をおおむね踏袭している。
  とはいえ、本书で抽出した「中国像」は、前着のそれとはかなり様相を异にしている。この差异は、何よりも前着の二七年间が日中断交时期であった(いっぽ う台湾の中华民国政府とは国交があった)のに対して、本书は国交がなされた(いっぽう台湾の中华民国政府とは断交した)后の时期であるという违いによるも のである。人・物资・情报が直接往来可能な二国间关系と、それが不可能であるか极めて制限されている二国间关系とでは、交流のあり方が根本的に异なり、他者认识のありようも大きく异なってくる。

17、イメージング・チャイナ:印象中国の政治学

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时  间:2014年4月
作  者:铃木规夫 编
出版单位:东京:国际书院

内容简介:

第一章 北京オリンピック开会式とイメージング・チャイナ(周星)
第二章 中山服と中国人イメージ(夏目晶子)
第三章 日本のシャンハイ表象――雑志『犯罪科学』、『犯罪公论』を中心に(徐青)
第四章 『碑ステール』の向こう侧(中尾充良)
第五章 古典の中国と生の中国――大正时代の日本人画家が见ようとした中国(木岛史雄)
第六章 米日中关系をめぐるイメージング・チャイナ――「テロとの戦い」后への政治的想象力(铃木规夫)

18、太平洋文明航海记:キャプテン・クックから米中の制海権をめぐる争いまで

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时  间:2014年4月
作  者:塩田光喜 着
出版单位:东京:明石书店

内容简介:

第1章 19世纪グローバリゼーション
 1851年、第1回ロンドン万博
 伝书鸠から电信へ

第2章 太平洋大航海时代
 世界最初の太平洋横断およびガレオン交易
 ヴィーナスの岛々へ
 岛々の王国统一とアルコールのグローバリゼーション
 性の商品化と疾病のグローバリゼーション

第3章 グローバリゼーション、太平洋へ
 铁制蒸気舰と极东のグローバリゼーション
 1849年、カリフォルニア、ゴールド・ラッシュ
 海の経済から陆の経済へ
 ホエール・ラッシュから、ランド・ラッシュへ
 ワイタンギ条约、アヘン戦争、タヒチ属国化
 フィジーでピアノを
 领事外交と炮舰外交

第4章 海のグローバリゼーション
 アメリカ大陆横断铁道とスエズ运河
 白人の死病マラリアとキニーネの登场
 白檀ラッシュとメラネシア
 ジョン・ウィリアムズの「殉教」と交易の开花
 ブラックバーディングとピジン・イングリッシュの诞生
 仏独の太平洋进出と蒸気船の贮炭港

第5章 帝国の时代
 「帝国の时代」と植民地化の急展开
 极东へ!
 植民地の空间(1)――ドイツ领ニューギニア
 植民地の空间(2)――イギリス领パプア
 キャップ!――オーストラリア统治の最前线

第6章 タイム・ビロング・マスター(御主人様の时代)
 エディー・クリーク―ラッキー・ストライクとゴールド・ラッシュ
 20世纪に突入するニューギニア
 踏み分け道と滑走路
 グローバル化前线のニューギニアと太平洋戦争

第7章 太平洋戦争と戦后太平洋空间の変貌
 日本の挑戦とアングロサクソンの反撃
 朝鲜戦争と日米安保とアンザス体制
 タイム・ビロング・マスターの终焉

第8章 太平洋岛屿国独立の光と影
 マイクロ・ステートと资源収夺
 戦士共同体と巨大多国籍企业
 マイクロ・ステートとMIRAB経済
 MIRAB経済の光と影
 主権ビジネスとグローバリゼーション
 タックス・ヘイヴンとグローバル资本主义の闇

第9章 シー・パワー・21――米中の时代
 中国の南进とアメリカの太平洋回帰
 21世纪のシー・パワーをめぐって――米中の冲突轨道

Appendix 浮上せよ!太平洋岛屿诸国――海洋の「陆地化」と太平洋诸岛フォーラムの21世纪
 三つの太平洋――ポリネシア・メラネシア・ミクロネシア
 20世纪太平洋の植民地化と独立――太平洋フォーラムへ
 MIRAB経済――太平洋岛屿诸国の存立基盘
 メラネシア急先锋グループ――自立への胎动
 中国の南进――贸易・ビジネス・援助
 フィジー対サモア――太平洋诸岛フォーラムの政治的攻防
 藩基文のフォーラム参加――地球温暖化と気候変动
 アメリカの太平洋回帰と中国の资源外交
 海洋の「陆地化」と第40回太平洋诸岛フォーラムの意义

19、风流天子と「君主独裁制」:北宋徽宗朝政治史の研究

 20140815_035

时  间:2014年4月
作  者:藤本猛 着
出版单位:京都:京都大学学术出版会

内容简介:

序章
はじめに
第一节 宋代の「君主独裁制」论
第二节 「君主独裁制」下の「専制君主」神宗
第三节 皇帝直笔の命令文书――御笔手诏の登场
おわりに

第一章 崇宁五年正月の政変――蔡京の第一次当国と対辽交渉
はじめに
第一节 徽宗朝初年の政局
第二节 崇宁四・五年における対契丹政策の展开
おわりに

第二章 妖人・张懐素の狱
はじめに
第一节 狱の概要
第二节 主谋者・张懐素
第三节 告発人・范寥
第四节 开封での告発
第五节 狱のゆくえ
おわりに

第三章 政和封禅计画の中止
はじめに
第一节 大観・政和年间の封禅计画
第二节 议礼局と礼制局
第三节 大観・政和年间の政治状况
第四节 封禅をめぐる徽宗と蔡京の关系
おわりに

第四章 徽宗朝の殿中省
はじめに
第一节 宋徽宗「蔡行勅」考
第二节 宋代の殿中省
おわりに

第五章 北宋末の宣和殿─―皇帝徽宗と学士蔡攸
はじめに
第一节 宣和殿と保和殿
第二节 蔡京一族と宣和殿
おわりに

第六章 宋代の転対・轮対制度
はじめに
第一节 転対の概要
第二节 轮対の沿革
第三节 轮対の概要
おわりに

第七章 「武臣の清要」――南宋孝宗朝の政治状况と合门舎人
はじめに
第一节 孝宗の武臣重用と反士大夫感情
第二节 孝宗朝における宰执の権限と御笔政治の展开
第三节 合门舎人について
おわりに

终章

20、中国语常用軽声语辞典

 20140815_036

时  间:2014年4月
作  者:小川郁夫、张科蕾 合编
出版单位:东京:白帝社

内容简介:

  『现代汉语词典』第6版に基づき比较的よく使われる「絶対的軽声语」「任意的軽声语」计800余语を选び、品词・意味及び用例を挙げた。「おわりに」と题する少し长めの文章では、「普通话」において軽声语が减少倾向にあることや、规则性の认められる軽声语、軽声のピンイン表记について、軽声の规范化という観点から说明した.

21、第一次世界大戦期の中国民族运动

 20140815_037

时  间:2014年2月
作  者:笠原十九司 着
出版单位:东京:汲古书院

内容简介:

序章 第一次世界大戦期の中国民族运动の主体形成と日本・アメリカ

第1章 二十一ヵ条反対运动 1914年-1916年

第2章 日中军事协议反対运动 1917年-1918年

第3章 山东主権回収运动―五・四运动前史 1918年10月-1919年4月

第4章 北京の五・四运动 1919年5月-6月

第5章 上海の五・四运动 1919年5月-7月

第6章 第一次世界大戦终结后の东アジアの民族运动と北京政府 1919年-1921年

终章 第一次世界大戦期の中国民族运动と日本・アメリカ

22、中国医书の文献学的研究

 20140815_038

时  间:2014年2月
作  者:浦山きか 着
出版单位:东京:汲古书院

内容简介:

第一章 歴史资料による医学史の构筑              
 第一节 医书序文に见る医学史観
 第二节 歴代史志书目における医书の范畴と评価
 第三节 中国医书における病の配列と构成

第二章 『黄帝内経』の伝承                      
 第一节 问题の所在――『黄帝内経』と中国医学史
 第二节 出土医书及び文物から『黄帝内経』へ
 第三节 『黄帝内経』所引の古医书について
 第四节 二つの『黄帝内経素问』
 第五节 『黄帝内経』の再编纂书――『甲乙経』の场合
 第六节 隋唐期の『黄帝内経素问』とその引用

第三章 北宋の医书校订について
 第一节 问题の所在
第二节 北宋の医书刊行事业の経过
 第三节 校正医书局の设立
 第四节 『黄帝内経素问』の校正

附篇1 『黄帝虾蟇経』とその伝承

附篇2 本草覚え书き  

23、「日本近代文学における上海」研究文献目録 一八四〇年——一九四五年

 20140815_039

时  间:2014年2月
作  者:赵梦云 编
出版单位:东京:不二出版

内容简介:

  本书は阿片戦争が始まった1840年から日中戦争が终结した1945年までの间に日本人によって発表された上海を舞台とする小说、脚本、纪行、随笔、回想、従军记、ルポルタージュ、诗及び上海に关する人文・社会关系の数据を年表形式で网罗したものである。当时の社会情势や文芸事象も付された本书は、単なる文献目録としてだけではなく、日本と上海との关系を通覧することができる一册である。

资料来源:台北《汉学研究通讯》等 陈友冰辑

  

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