日本近期汉学类书目(四)
1、アジア·アフリカ言语文化研究第82期
出版日期:2011年9月
出版单位:东京外国语大学アジア·アフリカ言语文化研究所
内容简介:アラビア语チュニス方言における名词∫ay《もの》の用法の阶层性(熊切拓)
マムルーク朝スルターン=カーイトバーイのダシーシャ·ワクフ(伊藤隆郎)
ハマース宪章全訳——パレスチナ抵抗运动の一侧面へのアプローチ(铃木启之)
クトゥブッディーン·シーラーズィー书写「モンゴルの诸情报」について——その基础的研究とイルハン国初期の史料としての重要性(高木小苗)
エジプト口语アラビア语の谚——「异文化」を见る窓として(竹村和朗)
2、近代中国の日本居留民と阿片
作者:小林元裕 著
出版日期:2012年1月
出版单位:(东京)吉川弘文馆
内容简介:序章
天津のなかの日本社会(日本租界の成立と日本人の流入、日本机关.団体と诸活动、天津日本社会のもう一つの颜——阿片.麻薬问题、戦争のなかの天津日本社会)
一九二〇年代天津における日本居留民(天津における日本居留民社会、北伐への対応、対日ボイコット运动(一九二八、二九年)への対応、実业复兴资金贷下请愿运动と在中国居留民団.商工会议所连合会开催运动の展开)
満州事変期天津における対日ボイコット运动と日本居留民
天津事件再考——天津総领事馆.支那驻屯军.日本居留民
补论一:华北分离工作期北京(通州)の日本居留民
「蒙疆」と日本居留民
戦前期天津の日本居留民と阿片.麻薬问题
阿片をめぐる日本と汪兆铭政権の「相克」
补论二:里见甫と宏済善堂
终章
3、郁达夫と大正文学〈自己表现〉から〈自己実现〉の时代へ
作者:大东和重 著
出版日期:2012年1月
出版单位:(东京)东京大学出版会
内容简介:序章 郁达夫と大正文学——第一次大戦后の文学と〈自己実现〉
第I部 〈自己表现〉の时代の中で
第1章 〈自己表现〉の时代——「沈沦」と五四新文化运动后文学空间の再编成
第2章 日本留学时代の読书体験——学校体験.留学生活.日本语.外国文学
第II部 日露戦后から第一次大戦后へ
第3章 田山花袋の受容——「蒲団」と「沈沦」
第4章 志贺直哉の受容——自伝的文学とシンセリティ
第III部 〈自己実现〉の时代へ
第5章 大正教养主义の受容——自我をめぐる思考の脉络
第6章 オスカー.ワイルドの受容——唯美主义と个人主义
第7章 大正の自伝的恋爱小说の受容——「忏悔録」.「受难者」.「新生」
终章 比较文学と文学史研究
4、日中百年の群像:革命いまだ成らず(一套二册)
作者:谭璐美 著
出版日期:2012年1月
出版单位:(东京)新潮社
内容简介:序章 あの人のためなら命を捧げてもよい——孙文に心酔した会党の首领
第1章 支那のことはわかりません——伊藤博文の漫游
第2章 干からびた食事——光绪帝の幼少时代
第3章 缠足をやめよ——康有为の主张と梁启超の不缠足会
第4章 「広州事件」の全貌——孙文の爆破テロ未遂事件
第5章 ロンドン被难记——孙文のXデー
第6章 一生の所期はいかに——南方熊楠との出会い
第7章 いざ、日本へ——孙文の上陆
第8章 国是を定めよ——光绪帝の决意
第9章 やりすぎです——西太后の逆袭
第10章 侠士の同情を谢す——康有为の逃避行
第11章 保皇か革命か——康派と孙派の争い
第12章 清朝を灭亡させよ——义和団事件と勤皇の役
第13章 义和団赔偿金をむしり取れ——列强の争夺戦
第14章 広东を夺取せよ——恵州事件の颠末
第15章 「死して悔いなし!」——黄兴、长沙の义挙
5、外交官の诞生:近代中国の対外态势の変容と在外公馆
作者:箱田惠子 著
出版日期:2012年1月
出版单位:(名古屋)名古屋大学出版会
内容简介:序论
第I部 清朝在外公馆の设立
第1章 清朝による常驻使节の派遣
第2章 清朝による领事馆の设立とその特征
第II部 1880年代以降における中国外交の変化
第3章 在外华人保护の动きとその限界
第4章 清朝外交のイメージの形成
第5章 「远略に勤めざるの误りを论ず」
第III部 「外交官」の诞生とその特征
第6章 在外公馆における外交人材の养成
第7章 外交制度改革と在外公馆
第8章 「外交官」たちの国际认识
补论 领事馆の増设とその意味——陆征祥によるオランダとの领事馆设立交渉を中心に
结论
6、南北朝.隋代の中国仏教思想研究
作者:菅野博史 著
出版日期:2012年1月
出版单位:(东京)大藏出版
内容简介:
序论
1 中国法华経疏の研究と今后の课题
2 初期中国仏教の経典注釈书について
第一部 法华経疏の研究
1 中国における法华経疏の研究史について
2 中国における法华経疏の研究史について(2)
3 中国における「法华経」の思想の受容
4 慧思「法华経安楽行义」の研究(1)
5 慧思「法华経安楽行义」の研究(2)
6 「法华経文外义」研究序说
7 智顗と吉蔵の法华経観の比较——智顗は果たして法华経至上主义者か?
8 中国における「法华経」见宝塔品の诸解釈——宝塔出现と二仏并坐の意义を中心として
9 「法华文句」における四种釈について
10 「天台三大部补注」(「法华玄义」の部)研究序说
第二部 维摩経疏の研究
1 中国における「维摩経」入不二法门品の诸解釈——仏教における真理と言语
2 浄影寺慧远「维摩経义记」の研究——注釈の一特征と分科
3 维摩経分科に关する智顗と吉蔵の比较
4 「维摩経玄疏」の组织と梗概
5 智顗「四教义」研究ノート(1)
第三部 涅盘経疏の研究
1 「大般涅盘経集解」の基础的研究
2 「大般涅盘経集解」における道生注
3 「大般涅盘経集解」における僧亮の教判思想
4 「大般涅盘経集解」における僧亮の感応思想
5 「大般涅盘経集解」における僧宗の教判思想
第四部 「大乗四论玄义记」の研究
1 慧均「大乗四论玄义记」の三种釈义と吉蔵の四种釈义
2 「大乗四论玄义记」の研究序说——自己の基本的立场の表明
3 「大乗四论玄义记」における前代教学の批判——「三乗义」を中心として
第五部 その他
1 「大乗止観法门」における「本覚」.「不覚」の概念
2 三経义疏の真伪问题について
7、古井喜実と中国:日中国交正常化への道
作者:鹿雪莹 著
出版日期:2011年11月
出版单位:(京都)思文阁出版
内容简介:1972年9月29日、访中した田中角栄と周恩来両首相の「日中共同声明」により、日中国交正常化が実现した。1949年に中华人民共和国が成立して23年、その道のりは决して平坦なものではなかった。本书は、国交正常化に大きな役割を果たしながら、これまで十分な研究がなされてこなかった古井喜実(1903-95)に注目し、未公开数据をふくむ「古井喜実文书」ほか日中の资料を駆使しながら、古井を中心とした自民党内亲中派による国交正常化への轨迹、交渉の里侧を総体的に検证。国交回复から40年、时流に流されず、みずからの信念を贯いた気骨の政治家の姿を追う。
作者简介
鹿雪莹,1975年,中国山东省生まれ,中国天津外国语学院日本语学部卒业,京都大学大学院文学研究科博士课程修了,博士(文学)、京都大学文学研究科非常勤讲师を経て。现在,日本学术振兴会外国人特别研究员,専门は戦后日中关系史,日本政治外交史、おもな论文に「古井喜実と1968年の日中LT贸易交渉」(「史林」91-5,2008年)。
8、孙文.辛亥革命と日本人
作者:久保田文次 著
出版日期:2011年12月
出版单位:(东京)汲古书院
内容简介:第一部 辛亥革命と孙文
第一章 近代中国における孙文
第二章 辛亥革命の理论と実际
第三章 辛亥革命と帝国主义——孙文.宫崎滔天の反帝国主义思想
第四章 孙文の平均地検论
第五章 辛亥革命と孙文.宋教仁―中国革命同盟会の解体过程
第二部 世界史における辛亥革命
第一章 世界史における辛亥革命
第二章 世界史の中で辛亥革命を考える
第三部 孙文と日本
第一章 孙文の対日観
第二章 「支那革命外史」の実证的批判
第三章 孙文と「満州租借交渉」.「日中盟约案」再考
第四章 一九二四年、孙文.头山満会谈再考
第四部 孙文の日本同志
第一章 萱野长知の基础的研究
第二章 「革命评论」廃刊后の萱野长知
第三章 萱野长知の中国観
第四章 「萱野长知.孙文关系史料集」からみた新事実——宋庆齢との结婚など
第五章 「中华民国革命秘籍」の研究
第六章 梅屋庄吉の基础的研究——「永代日记」を中心に
第七章 孙文.梅屋庄吉とインド革命家の交流
第八章 樋口一叶を哀悼した中国革命家陈少白——伊东夏子.副岛八十六.片山潜.孙文を结ぶもの
第九章 孙文と大月薫.宫川冨美子
第五部 雑録
日本における辛亥革命遗迹めぐり/中国同盟会発祥の地に关する考察/刘大年先生とともに/辛亥革命七十周年访中记/孙中山研究国际学术讨论会参加记/刘大年先生を偲んで/田中先生と话したこと/中村义さんを偲んで
あとがき.初出论文一覧.索引
9、中国海军と近代日中关系
作者:冯青 著
出版日期:2011年11月
出版单位:(东京)锦正社
内容简介:序章
第一章 北洋海军と日本——その日本访问を中心に
第二章 日清戦争后の海军再建
第三章 清末の海军视察と日本の対応(1910年)
第四章 海军再建の进展と日本モデル导入の试み
第五章 1910、20年代中国海军の困难と日米——ベツレヘム契约をめぐって
第六章 日本留学と东北海军の発展——満洲事変まで
终章:结论
史料.文献一覧
日中海军关系略年表
索引
10、中岛敦と中国思想:その求道意识を轴に
作者:孙树林 著
出版日期:2011年11月
出版单位:(日本)金泽市:桐文馆
内容简介:序章 本研究の目的とその方法及び中岛敦と汉学
第1章 自我と非自我の発见——求道意欲の萌芽
第2章 前世と异界の存在——求道への诱引
第3章 现実と理想との対跖——求道への道程
第4章 混沌たる世界における道——无为の境地へ
终章 中岛敦と中国思想——その受容の様相を轴に
11、现代中国の留学政策:国家発展戦略モデルの分析
作者:白土悟 著
出版日期:2011年11月
出版单位:(福冈)九州岛大学出版会
内容简介:序章 本研究の概要
第一章 中国の留学政策研究における基本的视角
第二章 新中国初期における在外留学者の帰国事业
第三章 新中国初期におけるソ连.东欧への国家派遣政策
第四章 文化大革命期における留学交流の停滞と再开
第五章 改革开放前期における公费派遣政策
第六章 社会主义市场経済期における公费派遣政策
第七章 改革开放期における自费留学制度の形成
第八章 中央政府における帰国奨励政策
第九章 地方政府における留学帰国者の就业·创业政策
第一〇章 民族自治区政府における留学政策
第一一章 留学帰国者団体の设立と活动
第一二章 中国の留学交流の将来动向に关する考察
终章 全体のまとめと今后の课题
主要な参考文献
あとがき
索引
12、文献と遗物の境界:中国出土简牍史料の生态的研究
作者:籾山明、佐藤信 合编
出版日期:2011年11月
出版单位:(东京)六一书房
内容简介:これまでの中国出土简牍研究は、文字の釈読や语句の解釈に専念するあまり、简牍(木简·竹简)の出土遗物としての侧面を軽视してきた感がある。本书はこうした倾向に対する批判に立って、简牍が文献と遗物の境界に位置する史料であるとの视点から、研究を新たなステージに引き上げようとする试みである。
具体的には、简牍と出土遗构の关连性、文书の书き手と行政実务、作制から再利用?廃弃に至る简牍のライフサイクル、墓中に副葬される简牍の意味、および纸への移行の実态などの问题が、それぞれの史料に即して実证的に分析される。そこに见えてくるのは、多様な形态をもち、移动し、生成?消灭する动的な史料としての出土简牍の姿であり、また担い手となる古代人の行动と人间关系である。この点において本书は、社会史的な关心にも十分に応える内容となっている。中国史研究者のみならず、日本木简研究や史料论に关心をもつ方々に、ぜひ一読をお愿いしたい。
13、中国中観思想论——吉蔵における「空」
作者:高野淳一 著
出版日期:2011年11月
出版单位:(东京)大藏出版
内容简介:序章 本研究の目的
第一章 吉蔵の伝记と著作
第二章 吉蔵思想の枠组——「大乗玄论」の検讨を通して
二谛/八不/仏性.一乗.涅盘/二智/教迹.论迹/
全体を通して——吉蔵思想の基调
第三章 吉蔵思想の展开
会稽时代の思想/扬州时代の思想/长安时代の思想
第四章 吉蔵思想の基底
吉蔵と罗什訳経论をめぐって——中仮の成立
古訳般若経の「仮」の思想をめぐって——中仮以前Ⅰ
魏晋期の固有思想をめぐって——中仮以前Ⅱ
第五章 吉蔵思想の位置
吉蔵と僧肇をめぐって——三乗観を中心に
吉蔵と浄影寺慧远をめぐって——维摩経解釈を中心に
吉蔵と天台三大部をめぐって——烦悩観.智慧観を中心に
终章 吉蔵における「空」
14、辛亥革命と日本
作者:王柯 编
出版日期:2011年11月
出版单位:(东京)藤原书店
内容简介:第I部 辛亥革命と日本
1.辛亥革命と日本政府の対応(樱井良树)
2.辛亥革命をめぐる日本民间の动き——青柳胜敏をはじめとする军人グループの活动を中心として(赵军)
3.民権、国権、政権——辛亥革命と黒龙会(王柯)
4.辛亥革命と日本华侨.留学生(安井三吉)
5.大陆浪人と辛亥革命——连帯の接点とその性质を考える(姜克实)
第II部 日本の影响と辛亥革命前后の中国社会の変容
6.「国民教育」を目指して——清朝末期における视学制度の导入に见る日本の影响(汪婉)
7.20世纪初头浙江省における社会再编——辛亥革命时期の官僚、士绅と日本留学(吕一民.徐立望)
8.孙中山の「彻底した民族主义」——近代的统一への幻想(松元ますみ)
9.新名词と辛亥革命期の中国——日本の影响を中心に(沈国威)
10.地域と知域の重层——20世纪知识人孙文にみる知域像(滨下武志)
あとがき
「辛亥革命と日本」关系年表(1871-1925)/人名索引
15、アジア·アフリカ言语文化研究第84期
时间:2012年9月
出版单位:(东京)东京外国语大学アジア·アフリカ言语文化研究所
内容简介:First Contact between Yaqub Beg and the Qing : The Diplomatic Correspondence of 1871 (SHINMEN Yasushi , ONUMA Takahiro)
明初における対モンゴル政策と河西におけるサキャ·パンディタのチョルテン再建——汉文·チベット文対訳碑刻,宣徳5年(1430)「重修凉州白塔志」の歴史的背景(伴真一朗)
19世纪テヘランのマドラサとワクフ(近藤信彰)
契丹小字「胡睹菫审密墓志铭」考釈(吴英喆)
南タイの学校における凭依の社会空间:情动のエスノグラフィにむけて(西井凉子)
16~18世纪のエチオピアにおけるエンセーテ栽培に关する史料訳注(石川博树)
16、东洋古典学研究第34集
时间:2012年10月
出版单位:(广岛)东洋古典学研究会
内容简介:《全宋词》の口语表现(塩见邦彦)
儒家神道における国常立尊のあり方:理当心地神道における根源神(韦佳)
周易正义训读:师卦·比卦(野间文史)
《朱子语类》巻一二六「釈氏」訳注《楠本本补遗》(野口善敬 等)
王畿《龙渓王先生会语》訳注(其の12)(吉田公平 等)
《淮南万毕术》訳注(1)(有马卓也)
朱熹《朱文公文集》跋文訳注稿(11) (市来津由彦)
今本《周易》の卦序をめぐって:楚竹书《周易》を手がかりにして(末永高康)
陈友冰摘编